学校法人会計における固定資産明細表

（2021年６月１日更新）

１．固定資産明細表

　学校法人において、固定資産は重要な勘定科目であり、その明細の作成が義務付けられています。

　固定資産明細表は学校法人会計基準の第八号様式として以下のように定められています。

【固定資産明細表】 

（単位 円）

【リンク】第八号様式　固定資産明細表

　上表に掲げる科目に計上すべき金額がない場合には、当該科目を省略します。また、上表に掲げる科目以外に科目を設けている場合には、その科目を追加します。貸借対照表の固定資産に掲げている科目と一致します。

　期首残高、当期増加額、当期減少額、期末残高は、取得価額で記載します。そして、期末残高から減価償却額の累計額を控除した残高を差引期末残高の欄に記載します。差引期末残高と貸借対照表の金額が一致することになります。

　贈与、災害による廃棄その他特殊な事由による増加若しくは減少があった場合又は同一科目について資産総額の１／100に相当する金額（その額が3,000万円を超える場合には、3,000万円）を超える額の増加若しくは減少があった場合には、それぞれの事由を摘要の欄に記載します。

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