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学校法人会計における借入金明細表

学校法人会計における借入金明細表

(2021年6月1日更新)

1.借入金明細表

 学校法人において、借入金は重要な勘定科目であり、その明細の作成が義務付けられています。

 

 借入金明細表は学校法人会計基準の第九号様式として以下のように定められています。

 

借入金明細表

(単位 円) 

借入金 期首残高 当期増加額 当期減少額 期末残高 利率 返済期限 摘要









(何)
・・・
(何)
小 計





(何)
・・・
(何)
小 計


(何)
・・・
(何)
小 計









(何)
・・・
(何)
小 計





(何)
・・・
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小 計


(何)
・・・
(何)
小 計
返済期限が1年以内の長期借入金
合計


【リンク】第九号様式 借入金明細表

 

 摘要の欄には、借入金の使途及び担保物件の種類を記載します(具体例として、「建設資金 校地担保」、「運転資金 担保なし」など)。

 

 同一の借入先について複数の契約口座がある場合には、借入先別に一括し、利率、返済期限、借入金の使途及び担保物件の種類について要約して記載することができます。

2.資金収支との関係

 借入金明細表の「当期増加額」には、借入による収入と、長期借入金から1年以内の長期借入金への振替による増加が含まれます。一方で、「当期減少額」には、借入の返済による支出と、長期借入金から1年以内の長期借入金への振替による減少が含まれます。


 この増減のうち、長期借入金から1年以内の長期借入金への振替は資金収支と関係しない科目間の振替であるため、この振替を除いた金額が、資金収支計算書と一致することになります。


 なお、振替分を明確にするために、借入金明細表では、資金収支を伴う取引と振替分とを区分して表記します。「当期増加額」、「当期減少額」の中で、上段は資金収支を伴う取引、下段は※印 金額」として振替分を記載し、二段書表示にして区分しています。

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